A8000
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final

A8000

音楽を聴いて得られる高揚感を
トランスペアレントな音で実現する
finalのフラッグシップモデル
セール価格¥198,000
生産終了
19800ポイント進呈

Review

レビュー

Customer Reviews

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匿名
帰る場所

ZE3000で感動し、finalの有線イヤホンを1つ買ってみよう!と選んだのがA8000でした。
オーディオ初心者にとっては各製品ページの内容が専門的すぎて理解が難しかったので、見た目が好みだったこと、フラッグシップを選べば他のイヤホンが気になることもないだろう...とA8000に決定。
見た目が美しく、音がクリアで、細かな部分まで聴こえるのはもちろん素晴らしいのですが、一番感動するのは、音が消えた瞬間を体験できる点です。初めてこの経験をした時は、突然訪れた静寂に脳が理解できず、思わず周りをキョロキョロと見回してしまったほどです。
今は順調にfinal製品が増えているものの、A8000は故郷のような、自分が帰る場所という存在です。

匿名
透明だからこそ、いろんな音楽をたのしめる

DACの特徴をそのままに表現してくれます。加えて、A8000特有の音の立ち上がりが相まって、何を聴いてもたのしいです。
よく低域が弱いとレビューを見かけますが、しっかり音に馴染んだA8000はそんなことありません。本領を発揮するまで、気長に音楽をかけてあげてください。身体に響くベース、バスドラムがとても気持ちよく聴こえる日が訪れます。
イヤホンを何本も買って散財するより、より良いものを、A8000これひとつで何も問題ありません。
ただひとつ欠点を述べるなら、傷つきやすいこと。これは人によりますが、私は自分だけのオリジナル感が出て好きですね。

匿名
自然を手に入れた

散々多種のイヤフォンを経巡り、こんなに中途半端な金を掛けるなら、一度「天辺」を聴いてやろうと探ってみたら、「A8000」が引っ掛かった。いきなりコレを買うのも躊躇われ、取り敢えず「A4000」を入手したら、今まで聴いていた様々なイヤフォンとは次元が違う。スッキリと音像が聴き分けることが出来る。驚いたが値段が値段である。「A4000」を聴き込んでいた。専ら「Rock」「Classic」「Medieval Music」だ。驚いたことに自然なんですね。Monitorとも違う。金を工面して「A8000」を入手しました。また驚きました。さらに上を行っている。「何も足さない、何も引かない」が手に入ったのでした(当社比)。コレは凄いことだと思います。入手して10カ月になりますが、私の耳のreference machineとして活躍してくれています。と言うよりmain machineですね。本当に「良い買い物」をしたと思います。

匿名
final A8000の正直な感想

長々と感想を書くのは苦手なので、端的にこのイヤホンを表すと自然な音の表現を極限まで突き詰めたイヤホンであると言えます。
世の中には、中華イヤホンをはじめとしてドンシャリであるとか低音ズンズン、高音が伸びるような特徴を持つ数多のイヤホンがありますが、A8000はそうではなく、全く音を強調せず、ありのままを聞かせてくれる正直なイヤホンです。
リファレンス機として非常に素晴らしい性能を持っています。
ただ、1点難点を申し上げると、筐体が少し大きめです。合えばなんてことはないですが、私はここがダメで購入には至りませんでした。

匿名
finalのフラッグシップ、素晴らしい…

final storeでb3を購入する際、ついA8000も試聴してしまい(笑)、音が忘れられなくなり購入しました(こちらはfinal storeではなくすみません…)。
「透明感のある音がする」というのも皆さん言われている通り素晴らしいのですが、それよりも驚かされたのが定位感です。本当に感動しました。氷室京介さんの武道館ライブ音源を聴いたところ、今まで感じたことのなかった、氷室さん本人とギター、ドラム、ハモリの声、観客の声との位置関係を感じ取れてしまったのです。他社製のこの価格帯のイヤホンも所持したり色々試聴したりしていますが、音が反響しまくるライブ音源でこの定位を再現してくれたのは本機が初めてでした。store店員さんもスピーカーを持ち運べるかのような定位感と仰られていましたが、まさに定位の化け物だと思います(笑)
非常に高価なイヤホンですが、A8000の透明感、完璧な定位は他で代替できません。素晴らしい製品に出会わせてもらったと思います。
末永く使いたいと思いますし、これからのfinalさんの製品も楽しみにしております!

A8000の開発は、物理測定法と主観評価方法を再構築するところから始めました 。D8000の開発時に確立した主観評価法によって、Eシリーズは多くの方に高く評価される音質を得てベストセラーとなっています。A8000では、その主観評価法に新たな評価指標を取り入れました。

イヤホン・ヘッドホンの音質を決める要素は周波数特性が支配的ではありますが、それでは不可能な音の変化があります。それは、クラシック音楽の録音で最も重視されてきたトランスペアレントな音と呼ばれる、距離が離れたところに定位した音が明瞭であるという音の印象です。私達はこの音印象の実現が音楽を聴く高揚感を得る上で極めて重要だと考えてきました。弊社のヘッドホンD8000の高い評価は、このトランスペアレントな音を実現できたところにあると考えています。今までイヤホンでは、チューニングと呼ばれる周波数特性の変化によって音を変化させてきましたが、時間応答は大きく変化しないため、チューニングによってトランスペアレントな音を実現するのは困難です。

今回、イヤホンでトランスペアレントな音の実現を目指し、final独自の評価法「PTM」(Perceptual Transparency Measurement)を開発しました。従来の周波数特性だけではわからなかったインパルス応答の解析結果と主観評価の主成分分析との相関性について評価・改善を行った結果、A8000には、極めて軽量で音速が速い理想の振動板材料とも言われる極薄ベリリウム箔(トゥルーベリリウム)を成形した振動板を採用することになりました 。


トゥルーベリリウム振動板の採用

A8000には極めて軽量で音速が速い理想の振動板材料とも言われる極薄ベリリウム箔(トゥルーベリリウム)を成形した振動板を採用しました。ベリリウムの比重は1.85と軽量でかつ伝播速度が12,900m/sとダイヤモンドに次いで速いという振動板として理想的な特長を持っています。トゥルーベリリウムの採用は、時間応答の改善につながりトランスペアレントな音に大きく変貌します。音の立ち上がりの鋭さや、消えてゆく音の余韻が明確に感じられ、音と音との間の静けさをも感じられるようになります。ベリリウムの薄箔は加工が難しく、製品として安定させるまでにエンジニアは苦労を重ねましたが、その価値がある素材といえます。こうした優れた素材によってトランスペアレントな音を実現するためには、ドライバーユニットの他の部品や、設計・製造技術についても、素材と同等の高い品質が求められます。私達はダイナミック型ドライバーユニットを自社で開発・製造してきた経験を生かし、トゥルーベリリウムの利点を引き出すことに成功しました。

※従来ベリリウム振動板とされてきたものは、蒸着という手法で樹脂フィルムにベリリウムを極めて薄く表面にコートするものでした。そうした手法は改善手法として有効ですが、フィルムの特性が支配的となり、振動板の材質をトゥルーベリリウムとした際の音や特性とは全く異なります。


幅広いジャンルの音楽で得られる高揚感と普遍性ある良い音の両立

「音楽の音場感やダイナミックレンジと、イヤホン・ヘッドホンの物理特性との関係」に着目し、音作りを行ないました。私たちは録音における音楽の音作りについて、2つの軸を設定することで整理してみました。 ひとつは、音の距離感に関わる考え方です。クラシックやジャズなどでは、距離感や響き感など、「音場感」を重視した録音が行なわれていると考えられます。一方、ロックやPOPS、また昨今のアニソンに多く見られる録音では、距離感はさほど重視されず、それぞれの楽器やボーカルが前に出てくる「解像感」がより重視されていると考えられます。

もうひとつは、「ダイナミックレンジ」です。つまり音量の時間的な変化幅です。ダイナミックレンジが大きければ、当然音量の時間的変化を利用したダイナミックな音楽表現が可能となりますが、一方で、ダイナミックレンジの変化よりも、常にすべての楽器やボーカルが眼前に迫るように、ダイナミックレンジの幅を小さくした録音が好まれる音楽もあります。 これらの考え方の違いは、どれが優れているというわけではなく、音楽の成り立ちや音楽に求められているものによる違いです。

クラシック、特にオーケストラでは、楽器の奥行き方向の前後関係は特に重要で、一番前に弦楽器があり、その後ろに、管楽器、打楽器と配置された各楽器群の距離感や音量のバランスが崩れると音楽が破綻してしまいます。 そのため、すべての楽器に対して眼の前に迫るような均一な解像感は求められません。ただし、クラシックでも例えば弦楽四重奏などでは、ダイナミックレンジは狭くなり、各楽器の解像度がより際立ってきます。ロックやPOPSは、音場感はクラシックほど必要とされず、音場感よりも解像感が重視されます。

これらの前提条件が、特にイヤホン・ヘッドホンのリスニングにおいては非常に重要で、それぞれに適したターゲットカーブやドライバー設計にすれば、より深く、音楽を楽しめるようになることがわかってきました。 この音楽における音場感と解像感を横軸とし、ダイナミックレンジを縦軸にした下記のグラフをご参照ください。 A8000はさらに時間応答性に優れていることから、Dシリーズに迫る広さでダイナミックレンジの幅の狭いPOPSやロックでの解像感からダイナミックレンジの広いクラシックやジャズでの音場感まで幅広い音楽で高揚感を得られる音質となっています。強い個性によって少数の熱狂的なファンを生むという手法で作られた音ではなく、より高い普遍性を目指した音によって実現しているところが、A8000の最も大きな特長と言えます。


カスタマイズしたかのような装着感

A8000では、Bseriesの開発で確立したIEMの最適解である筐体設計をベースに、より優れた装着感を実現しています。イヤホンの装着感が優れているか否かは、圧迫感で決まります。人間工学を謳い有機的な形状を選択するなど、シリコンの反発力で保持する方法は一見正しく見えますが、常に耳に力がかかることとなり、気付かない内に耳へ負担を掛け、疲労が蓄積します。有機的で大きな面で耳に接する形状に比べ、接触面積を限定する形状により、圧迫感の無い装着感を目指しました。そのため、多くの方の耳に適合します。接する点全てに圧迫感が無ければ、これほどイヤホンの装着は快適なのかと感じて頂ける、まるでカスタマイズイヤホンであるかのような優れた装着感となっています。


「テトラチャンバー構造」を持つステンレス切削筐体

ダイナミック型ドライバーユニットは振動板の前室や後室の容積や形状が音質に大きな影響を与えます。特に新開発のトゥルーベリリウムドライバーの動きは非常に繊細で、筐体内部の空間の影響を大きく受けることになります。筐体内部の設計は、ある程度まではシミュレーターによって計算できますが、その後は狙った音質になるまで実際に試作を繰り返すしかありません。A8000の筐体内は、ドライバーの動きを最適化するために、ドライバー前室と二重構造となっているドライバー後室、MMCXコネクター部分の別筐体の四つに分かれる「テトラチャンバー構造」となっています。前室にはドライバーが筐体にダイレクトにマウントされており、不要な振動が抑えられ音の輪郭が明瞭になる設計となっています。また各々4つのチャンバーにより、量感とタイトさと両立した低域を実現するとともに、音漏れを防ぐ効果も持たせています。

MMCXコネクター+シルバーコートケーブル

イヤーフックはタッチノイズの減少に有用で、装着頂くと歩行時にケーブルと身体が触れることで発生する不快なごそごそ音(ケーブルタッチノイズ)が劇的に減少します。弊社の従来のイヤーフックは、一般的なイヤーフックよりもスリムで、ワイヤーや樹脂の入ったケーブルに比べて異物感がなく、掛けていることを忘れる快適さを特長としています。しっかりとケーブルに固定可能な、ロック機構付きタイプ(TYPE B)です。


MMCXが簡単にはずせるMMCX ASSIST

MMCXコネクターを使用しているイヤホンのケーブルの着脱をスムーズにするためのアイテムです。 MMCX ASSISTを使用すると、MMCXコネクターに対してケーブルが抜ける方向に正しく力が加わり、驚くほど簡単に取り外すことが可能です。 また、ケーブル側のMMCXコネクター部引っ張る際に、誤ってケーブル部分を引っ張ってしまい、ケーブルを断線させてしまうという恐れも防ぐことができます。


ケーブルタッチノイズを解消するイヤーフック(ロック機構付き)

イヤーフックはタッチノイズの減少に有用で、装着頂くと歩行時にケーブルと身体が触れることで発生する不快なごそごそ音(ケーブルタッチノイズ)が劇的に減少します。弊社の従来のイヤーフックは、一般的なイヤーフックよりもスリムで、ワイヤーや樹脂の入ったケーブルに比べて異物感がなく、掛けていることを忘れる快適さを特長としています。今回、新たにケーブルのロック機構を追加いたしました。


左右判別をしやすくする、軸色違いイヤーピース

MMCXコネクターは高精度な自社開発品です。音場に広がりを与える高純度OFCシルバーコートケーブルは、信号の伝送速度を追求したスーパーコンピューター「京(kei)」用のケーブル開発、製造している事でも名高い潤工社との共同開発品です。絶縁被膜には潤工社がジュンフロンブランドで多大のノウハウを持ち、最も誘電率の低い素材である素材PFAフッ素ポリマーを使用。外被には、柔軟性を高めるためにPVCを採用。驚きの柔軟性を実現し、極めて使いやすくタッチノイズも起こしにくいものになっています。また、断線を起こしやすいMMCXプラグ部分や3.5mmミニプラグ部分については、通常5千回程度の屈曲試験で合格とするところを、5万回以上の屈曲試験に耐える仕様としています。 ※潤工社:フッ素ポリマーを軸として、光速の95%という世界最速の伝送速度を誇る高速同軸ケーブルや海洋宇宙分野、医療分野、発電所内のケーブル等、高い技術力が必要な特殊ケーブルを開発、製造しているのが日本の潤工社です。潤工社のケーブルはジュンフロンというブランド名で呼ばれる事が多く、特殊用途のケーブルを必要とするエンジニアからは、絶大な信頼を寄せられています。


交換可能なダストフィルター

ストフィルター部分は耳垢等によって開口部分が汚れる場合があります。A8000では、ダストフィルターをお客様自身で交換可能な形状としており、製品にダストフィルターを付属させています。 ※予めダストフィルターを装着した状態で製品を出荷しておりますので、新品開封時に別途お客様に装着していただく必要はございません。しばらくご使用いただいた後にダストフィルターが汚れた際は、お客様自身で付属のダストフィルターとの交換をお願いします。交換方法は取扱説明書をご参照ください。[]

アルミ製キャリーケース

ストフィルター部分は耳垢等によって開口部分が汚れる場合があります。A8000では、ダストフィルターをお客様自身で交換可能な形状としており、製品にダストフィルターを付属させています。 ※予めダストフィルターを装着した状態で製品を出荷しておりますので、新品開封時に別途お客様に装着していただく必要はございません。しばらくご使用いただいた後にダストフィルターが汚れた際は、お客様自身で付属のダストフィルターとの交換をお願いします。交換方法は取扱説明書をご参照ください。