【X8000の開発状況につきまして】

【X8000の開発状況につきまして】

理想のながら聴きイヤホン「KDT3000」登場 Vous lisez 【X8000の開発状況につきまして】 1 minute

平素より弊社製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。

finalで開発を進めておりました平面磁界型フラッグシップヘッドホン「X8000」につきまして、振動板の部品製造を委託していた企業の事業終了に伴い、部品の調達が困難になったことから、急遽、開発・製造を0ベースで再検討せざるを得ない状況となりました。

X8000では、D seriesで採用しているfinal独自の振動板の制動技術「AFDS:エアフィルムダンピングシステム」を応用する予定で開発を進めておりました。

今回、その技術の根幹を担うフィルムの製造が叶わなくなったため、新たに事業者を探しておりますが、設備の構築や生産技術の継承にどれほどの時間がかかるかが不透明であり、現時点では、平面磁界型ドライバー搭載のX8000を開発スケジュールに組み入れるのを中止するという苦渋の判断となりました。

X8000の開発構想は、実はD8000よりも前に遡ります。弊社としても長年の時間をかけて研究・開発を続けてきた思い入れの強いプロジェクトであるため、本当に残念でなりません。このため、何らかの形で結実させられるよう、別の方法でドライバーを開発することも視野に検討を進めてまいります。

X8000の発売を心待ちにしてくださっていた皆様には心よりお詫びを申し上げます。

なお、同様の平面磁界型ドライバーを採用しているD8000 DC/D8000 DC Pro Edtionにつきましては、部品の在庫を十分に確保しているため、生産体制に影響はございません。

 

一覧へ戻る