【概要】
音に関連した多様な分野で活躍される方々をお招きし、弊社のチーフサイエンティストである濱﨑と「音」についての様々なテーマを自由に議論する企画です。
第一回は現在finalが共同研究を行なっている、九州大学大学院芸術工学研究院の河原一彦博士に「聴能形成」についてお話を伺いました。

聴能形成については、九州芸術工科大学の開学以来、授業でもやってきた取り組みということですので、少し詳しく。
まず聴能形成とは何ぞやということから含めて、今どのようなことを目指してやっていらっしゃるのかみたいなことを含め、ご紹介ください。お願いします。

九州大学芸術工学部

聴能形成っていうのは、音に関する感性を育てる音響技術者のための総合的なカリキュラムというふうに謳っています。音の聴こえと物理的な性質という所の対応を身に付けるという所が大事です。

九大の音響設計では、1年次から開設しています。特に1年生の時は、いきなり音を聴くというだけじゃなくて、音圧とか音圧レベルとか周波数とかスペクトルとか。そういうことをかみ砕いて授業・講義をした上で、講義と併せて訓練を行いますと。

音響に入った実感というか、音響設計コースに入った実感みたいなものを感じてもらえる授業みたいで、割と楽しんで受けてもらって。楽しんでもらえるようなカリキュラムをつくっています。
まずは音を聞くということに対して、きちんとやってくださいということです。

九州大学芸術工学部聴能形成教室

初学者、1年次から訓練を行うというのは、実質、訓練の期間としては、どれくらい。

半年ですね。15回ですね。15週ですね。

以前に比べると、減ったんですね。

そうですね。

私の頃は、2年間やっていました。確か。

例えばソルフェージュ(*1)とか。あるいは、ピアノの演奏が必須だったりとか。普通の工学部ではやらないようなことを今もやってらっしゃるんですかね。

ソルフェージュは、なくなったんですけど、ピアノは、やっています。

九州大学大橋キャンパス

聴能形成の学習フェーズって、これ岩宮先生とまとめたのですが。音。まず聴き比べて違いが分かるっていうフェーズですね。
違う音が違うって分かるとか、同じ音が同じって分かるっていうことを、まずやります。
物理的なものと関連付ける前に、同じ音とか違う音と。何が違うかとか。例えば周波数を変えた時に、どういうふうに自分は感じるかみたいなものを、きちんと把握させています。

僕らの位置づけとしては、音を集中して聴く練習っていうふうに感じています。なので、こういう簡単なタスクから始めて、音の違いが分かると。その次に、違いを。物理的なパラメータの違いとして認識できると。
例えば10デシベル違う音の大きさだとか、何キロヘルツの何ヘルツの純音なのかとか。そういうことを聴き分けられるようにする。これ聴能形成の主たる部分ですね。

こういう音の違いを物理的なパラメータとして認識できるようになると、何ヘルツの音とか、何デシベル小さい音とかという物理量を与えられると、その音をイメージできるようになります。
これが例えばグラフを見て、論文とか調査結果のグラフを見て、こういう音なんだなとイメージできるとか。そういう所が大事な能力ができるようになる。
この想像力の部分は、実際にトレーニングは、できていないんですけれども、想像力が付くっていうのは、みんなの共通体験として持たれています。

僕が提案しているのは、みんなでやると、この想像力を共有できるので、音のイメージを共有することができるというふうに考えています。
なので、さっき言ったみたいに、音響の卒業生同士が違う会社にいて協業する時に、そのイメージを、きちんと共有する時に、擬音語を使わずに、物理量を使って、音の音質、品質なりを共有することができるっていうのが、聴能形成のインパクトのある所ですね。

なので、こういう活動を通じて、ぜひ広めていきたい所ではあります。

聴能形成の学習フェーズ

今、お話があった物理量から音をイメージするという。物理量としては、周波数と、それから、音圧と、あるいは、帯域、スペクトルですね。
例えば、ひずみ率とかは、物理量になりますね。あるいは、両耳聴で言えば、音の方向とか音の定位感とか、あ、音の定位感は物理量じゃないですね。心理量ですね。たぶん残響時間とか。

音圧レベル。残響時間は、やっています。ひずみなんですけど。ひずみ。よく言われる、指摘されるんです。
指摘というか、サジェスト。提案されるんですけど。これ考えていくと、ひずみ。この音は、何パーセントのひずみだっていうのを当てることはできるかもしれないんですけど。
ひずみって、色々なひずみがあって。ひずみ率とかっていう数値だけでは表せないので、そこが困っている所ですね。ひずみの訓練。

そこで、ちょっと僕が頑張って考えたのが、量子化のビット数っていうのを考えました。それで量子化ビット数も、実はビットレートの方が良いんじゃないか。
伝送のビットレートの方が良いんじゃないかなという意見とかもあって。実際に、そういう訓練をされている所もあるんですけど。

例えばMP3だと、エンコーダーの性能によって、ビットレートが意味を成さなくなってしまって。リファレンスのエンコーダーっていうのが、ちょっとないというか。
事実上あるのは、AppleのiTunesがMP3の規格の策定中のアルゴリズムを使っているので、それが良いんじゃないかとかいう話をしているうちに、MP3が使われなくなってしまって。

あまり意味を成さなくなってしまったというので、ちょっと困っています。ビットレートとひずみ率。でも、ひずみは僕も体験させたいなと思っている項目の1つで。
あるひずみ方に限って、何かやってみるとか。もしくは、何かクリップみたいなひずみと何種類かのひずみを混ぜて選択・回答させるとか。そういうのは、できないかなと考えていて。
ちょっと時間の取れる時に、音源を作ってみようかなと思っています。ラウドネスが変わらないようにしないといけないので、そこが手がかかりますけど。

今、周波数特性の山付け判定(*2)とかも、実はラウドネスを揃えているので、1キロヘルツ2キロヘルツは、音が大きく聴こえるとか。そういうのが手がかりにならないように、より難しくなっているんです。

さきほど、聴能形成を経験した者同士が、音を表現するのを、いわゆる印象語ではなくて、物理的な用語、例えば、この音は1kHzあたりに2dBくらいのピークがありますねとか、ということをすると、たちどころに、お互いに問題意識をきちっと共通化できると。

そうですね。

一方で、民生オーディオと言うんですか、趣味のオーディオの人たちは、例えば、このイヤホンは10kHzくらいにちょっとピークがありますねとかいう話をしている人たちもいますが、多くは、いろんな言葉、音の印象を表す。
でも、その言葉から、言葉が同じでも、本当にその人が言っていることと自分が感じていることが一緒かどうかも分からない。

そうですね。

その問題というのは、趣味だから、それはそれでいいのか。
何か、そういうより客観性を持たせたような会話が、オーディオを楽しむ人たちにできていくと、良い方向になるのか。その辺りは、どうですか?

やっぱり僕は、オーディオを楽しむためのリテラシーみたいなものとして聴能形成。
聴能形成のスコアが高いからオーディオを楽しめということではないかもしれないですけど、聴能形成をある程度行った人で、オーディオを楽しみながら評価してもらったらいいのかなと思っています。

オーディオに関わらず、音楽もソルフェージュみたいな、音を聴く職業というか。行為をする人のたしなみというか、1つの目標みたいな感じで聴能形成の認証というかスコアを取ってもらうっていうのは、将来的にやれると良いかな、やったらいいかなと思うし。
音を聴く行為に、物理的な裏付けがある状態で行ってもらえれば、評価の指標も責任というか、きちんとした評価ができるし。物理的な用語で正確に表現してもらえる。
そういうふうになると、音に関する産業の健全な発展というか。そういうのができるんじゃないかなって思っております。

なので、大学に籍を置いているうちに、もう少し頑張って、聴能形成検定とかできたら。技能検定みたいな感じで。一般の方もというか。生業としない方も受けてもらえるような。
将来的にできたら、音の聴き方自体が日本の、日本人の。良い方向に変わってもらったら良いかなと思ってるんですけどね。日本語って、擬音語っていうすごく便利なものがあるので、その表裏一体でしょうね。
擬音語を使って共有できちゃうから、物理量で表さなくてもよかったんだけど、その擬音語から連想する品質。連想する、される品質っていうのが、個々人によって違ったりしているので、そうじゃない状態にすると、産業的には、すごく有効じゃないかなと考えています。

言語というのも、ある意味、自分の印象をどういうふうにして言葉で表そうかっていうのが楽しいことでもありますよね。
おそらく、新しい言葉を作っていくっていうのは、私たちは大好きで。次から次に、新しい言葉が生まれていますよね。
多分20年前、オーディオが好きな人たちが使っていた擬音語と。今、まさしくイヤホンとかヘッドホンの主体として聴いているオーディオだったり音楽のファンが使っている擬音語だったり、変わってきているし。
自分が独特の表現をするということに対して、喜びもありますよね。だから、それを物理的に表現しなさいと言うと、楽しみを奪ってしまうので。ただ、相手に正確に伝えるには、例えばこういった少し物理的な表現もできるようなことを。
何かそういうことが。訓練ではないですけど、そういった経験を得るということが普通の人でもできれば、興味を持つ人は間違いなくいるとは思いますけどね。

そうですね。なので、もうちょっと。2、30年前から聴能形成を普及させるには、どうしたら良いのかみたいな話は、今まであったんですけど。
特に産業界は、割とちょっと急いでやらないといけない感じになってきているみたいなので、ちょっと僕も動ける時に動いてみようかなと思っています。
やっぱり例えば検定なりをした時に、オクターブ感覚の周波数のイメージを持っていますよと。5デシベルとか2デシベルとか3デシベルとか。
音圧レベルの違いというのが、どれだけのものか分かっていますよっていう前提でミーティングするのとそうでないのっていうのは、全然違うと思うので、その辺、産業界の要望を上手く取り込みながら、みんながハッピーになるような広め方っていうのをやりたいですね。

おそらく、音の違いに気づくとかいうようなことも、実は語学教育とか。そういう所にもつながるような気がして。
今、文科省とかもリスニングとかを重視するような話が出ているので、いきなり英文を聴くんじゃなくて、英語を聴くんじゃなくて、音が違うか同じかっていうのを聴き分けるとか。
そういう。シーショアテスト(*3)みたいなことをやることによって、何に注目して聴いたらいいのかっていうことを体感していくっていうのは、1つ聴能形成のあり方としては、ありえるんじゃないかなと思っています。

今、語学の話が出ましたけど。これは私の個人的な経験だけでしかないかもしれないですけど。でも同じようなことを皆さんおっしゃるんですけど。
もちろん語学っていうのは、基本的にはしゃべることと聴くことで。特にヒアリングの方は、リニアに上がっていかないですよね。ある時、急にサッと聴こえて理解ができるようになる。
で、またスッと壁ができて。またしばらく聴くと、こう少し階段状に自分のヒアリングする能力が上がるような感じを受けるんですけれども。聴能形成を訓練。例えば1年生で入ってきて。
今まで、それこそ音の物理のことも知らない。デシベルも初めて。周波数1キロヘルツというものが想像できない人たちが、弁別という意味ですと、そういうリニアに上がらずに、ある程度パッと少し視界が開けたように聴こえるような。
そういう上達の仕方をしていくんですかね。それとも、日々日々、だんだん上がっていくんですかね。

ちょっと個人の細かい所を十分分析できているわけじゃないんですけど、回答状況を見ていると、聴きどころが分かったって思うトレーニングの節目があるみたいで。
そうすると、スルスルッと、ある日を境に聴き分けられるようになったみたいな。

先ほど、濱﨑さんがおっしゃったみたいに、ある時に理解できたとか。僕は、周波数特性の山付けみたいな訓練だったんですね。
例えばギターの音に注目して聴きなさいとか、ドラムの音色に注目してみなさいみたいなことを僕から言わないようにしていて。1回トレーニングした後に、スコアの良かった人にインタビューというか。
君の聴きどころを教えてくださいみたいなことを何人かに言わせてみるようにしたんですね。
そうすると、なるほど、彼、だれだれ君は、こう言ってたとか、だれだれ君は、こういうふうに言ってたっていうのを参考に、次のトレーニングに向かってもらうと、スルスルッと聴き分けられたとかいうのもあって。
僕は、特定の聴き方を強制しない代わりに、聴きどころの共有っていうのは、時々行うようにしています。そうすると、自発的にとか。自分は、違う所を手がかりにしたっていうのも、もちろんいいので、何か参考にしてくださいっていうのは、割と好評みたいですね。

なので、聴きどころの共有とか、EQのトレーニングの特徴かもしれませんけど。音色が変わって聴こえるので、そういうそのトレーニングの音源が、どういうふうに聴こえたかっていうのを共有し合うことっていうのは、聴能形成の次のステップにつながるかなと。個人の能力を上げるんじゃなくて、集団の能力を上げるっていう時に、とても有効なやり方かなと思っています。
ただ単に訓練をするだけじゃなくて、聴いた感じっていうのを、ちょっとゴニョゴニョって、みんなで話し合わせてみるっていうのは、割と大事なことだなと思っています。

聴能形成。職業訓練という観点からすると、音を生業とされている会社で、複数の会社が実際、会社の中の訓練としてやっていらっしゃいますよね。
他の大学でも、同じ。カリキュラムの中身は、ちょっと違うかもしれないですが、聴能形成をやっているような芸術系の大学だったりありますよね。

その辺りは、全体の仕組みと言うんですか。聴能形成の訓練のやり方みたいな所は、河原先生がその都度、監修されているみたいなことが、今の現状としては、そうなんですかね。

企業で導入される場合は、割とご相談していただいているっていう例が多いですね。
大学の場合は、ここのOBの方が持ち帰って。持ち帰ってというか、実践されているような大体カリキュラムについては、あまり相談されることは、ないんですけれども。
その時に得られる使える機材的な資源にもよります。

企業さんの場合は、割と深刻な事情がある場合もあって。ある会社の場合だと、音響機器にしても、開発がコンピュータベースで、コンピュータで開発できちゃって。
設計というか、作図して、ボタンを押すと、周波数特性が見えちゃうというか、計算できちゃうと。その会社の偉い方が「最近心配なんだよね。みんなパソコンに向かってグラフを見ているけど、あれで大丈夫なのかな」っておっしゃっていて。
ちょっと九大に調査に来られて、聴能形成デモをしたら、「これだ、これだ。やっぱりうちの会社に必要なのは。これを全社でやろう」みたいなことで、ちょっとトップダウンで導入されたような事例があります。
その時は、割と長期にわたってカリキュラムを整備しながら、初級編・中級編・上級編みたいなロードマップを作って、ちょっとずつ導入したりとかっていうような事例もあります。ちょっと地元のベンチャー企業さんのお手伝いをした時に、聴能形成を社内でやったら、そこの社長さんに言われたのは、工場というか。開発のスタッフの間の。それから営業の方から、
コミュニケーションがすごく良くなりましたっておっしゃったのが印象に残っていて。

やっぱりトレーニングをすると、お互いの言ってることが分かり合えるきっかけになるんだなと思ったのが、僕が先ほど、ここに書いているような関連技術者とか。
そういうのに広げたりとか。音をどう聴くかの基盤になりえるというようなことを思いついたというか、確信したきっかけですね。非常にやっていること自体は、そんなに高くないと思うのですが、
聴き分けられるようになったって思うと、とてもエンジニアの言ってることが分かるし。エンジニアも物理量ベースで、ちょっと話してもらうと、受け止めようもあるわけですよね。そういう所が大事なのかな。聴能形成の効果としてあるのかなと思いました。

そうですね。多分、これをやった卒業生なり、聴能形成から、さらに例えば音を扱う現場によって、ものすごくより精度の高いことを求められながら、オン・ザ・ジョブトレーニングみたいなのをして、さらに聴く能力を研ぎ澄ましていくんでしょうけれども。
やっぱり、そういうことを経験した立場から言うと、ああいう印象表現だけでコミュニケーションするというのは、正直結構厳しいですよね。
分かろうとするんですけど、やっぱり本当に自分が、相手が言ってることを理解できているかどうかという不安が、ずっとつきまとう。

九州大学芸術工学部聴能形成教室

そういう意味では、オーディオじゃない業界でも、音とか騒音とかに関係する業界が実はあって。そういう人たちも、こういう訓練等を。例えば認証とか検定ですね。
そういうのを作ってもらえないだろうかとか。音の聴き分け能力とかいうような言い方もされているみたいですね。ちょっと注目されているうちに、進めないとなと思っています。

ありがとうございます。

※後日、本インタビューの動画配信を予定しております。
また、次回は【オーディオ・音響分野専門家に訊く:九州大学芸術工学部 河原一彦博士 vol.2「リモートライブビューイングのための拍手・手拍子伝送」】をお送りする予定です。

※後日、本インタビューの動画配信を予定しております。
また、次回は【オーディオ・音響分野専門家に訊く:九州大学芸術工学部 河原一彦博士 vol.2「リモートライブビューイングのための拍手・手拍子伝送」】をお送りする予定です。

<用語解説>

*1)ソルフェージュ:
西洋音楽における基礎訓練法のひとつ。楽譜に書かれている音楽を、楽譜を見ただけで、歌ったり、楽器で演奏したりできるようになることと、楽音を聴いて楽譜に書き取ることができるようになることなどを訓練します。

*2)周波数特性の山付け判定:
任意のオクターブバンドの音圧レベルを、何dBか上げることを「周波数特性の山付け」と呼んでいます。どのオクターブバンドが、何dB上がったかを聴いて判断できるように訓練します。

*3) シーショアテスト:
米国の心理学者シーショア(Carl Emil Seashore)が発表した、音の高さ、強さ、音色などを弁別する力などを測定することで、音楽才能を明らかにしようとしたテスト(Measures of Musical Talent)。音楽才能テスト(Measures of Musical Talent)は1919年に発表され、その後1939年と1960年には改訂版も発表されています。

<出演者紹介>

■九州大学芸術工学部 河原一彦博士

1964年 生まれ 福岡市育ち
1987年 九州芸術工科大学 音響設計学科卒業
1989年 九州芸術工科大学 大学院情報伝達選考修了
          適応信号処理によるスピーカ等化の研究
1989年 東亜特殊電機(株)(現在TOA(株))
    ディジタル信号処理システム、ディジタルミキシングシステムの開発
1991年 九州芸術工科大学大学 助手
2003年 九州大学 助手(大学統合)
2007年 九州大学 助教
2017年 博士(芸術工学)九州大学
2019年 九州大学 准教授

・日本音響学会 音響教育委員会 委員長
・Audio Engineering Society, Education committee, Vice Chair (Asia)

■インタビュアー:

株式会社finalチーフサイエンティスト 濱﨑公男

<出演者紹介>

■九州大学芸術工学部 河原一彦博士

1964年 生まれ 福岡市育ち
1987年 九州芸術工科大学 音響設計学科卒業
1989年 九州芸術工科大学 大学院情報伝達選考修了
          適応信号処理によるスピーカ等化の研究
1989年 東亜特殊電機(株)(現在TOA(株))
    ディジタル信号処理システム、ディジタルミキシングシステムの開発
1991年 九州芸術工科大学大学 助手
2003年 九州大学 助手(大学統合)
2007年 九州大学 助教
2017年 博士(芸術工学)九州大学
2019年 九州大学 准教授

・日本音響学会 音響教育委員会 委員長
・Audio Engineering Society, Education committee, Vice Chair (Asia)

■インタビュアー:

株式会社finalチーフサイエンティスト 濱﨑公男